CMS:Joomla! を知る (2) ー 基本的な仕組み

 2019/10/30(水) 11:52  

    現在運営なさっているホームページが「従来型HTMLサイト」で、CMS ではない場合、CMS という用語そのものが未知なるものであり、全く概念が分からないとしても無理はありません。
    CMS とは、Content Management System の略称で、日本語では「コンテンツ管理システム」と表されます。

    では、コンテンツ管理システムとは、一体なんでしょうか?また従来型のHTMLサイトと何が違うのでしょうか?

    まず、最初に押さえておきたいポイントは、CMS はウェブ上で機能するアプリケーションである、という事です。ウェブサイトを構築・運営するためのソフトウエア、と表現した方が分かりやすいでしょうか?

    また、CMS とはカテゴリ名であり、CMS に該当するアプリケーションは多数存在しています。4CREATOR JAPAN では、この CMS の内、Joomla!(ジュームラ)を採用しています。

    CMS といえば、とりわけ日本においては WordPress が代表格のように思われており、実際高いシェアを獲得しています。しかしながら、WordPress は元来カテゴリとしては Blog であって、CMS ではありませんでした。

    ブログといえば、日本では Ameba 等が人気かと思いますが、WordPress は元来そのジャンルに属していたのです。

    時折 Ameba をオフィシャルサイト的に利用しているものを見かけますが、WordPress もそれと似たような利用のされ方をした時期がありました。それがいつしかカスタマイズを加えてブログを超えた利用方法が出てきたかと思いきや、今や CMS と呼ばれてしまう存在にまで発展しています。

    WordPress がウケている理由は、多くのウェブサイトは小規模サイトだから、だと思われます。
    小規模サイトであれば、ブログの延長線上にある使い方は理に叶っていると言えるのかもしれません。

    ところが、昨今眉をひそめたくなることがあります。
    それは、WordPress が流行っているからという理由で、サイト内容に合っていないにも関わらず半ば無理やり WordPress でサイトを構築してしまう業者が多々いることです。カスタマイズをゴリゴリにすれば、その分の費用を請求できますし、また WordPress 本体が更新されれば、それに合わせてカスタマイズした箇所をまた手直しする必要が出ますから、ビジネスとしてはオイシイのでしょうが、本末転倒と言わざるを得ません。

    CMS の仕組みを知ろう!

    今回のブログのテーマとしましては、CMS の基本的な仕組みにフォーカスしますので、この内容においては Joomla! も WordPress も、または他のツール(Drupal や Movable Type等)においても違いはありません。

    CMS は、前述の通りウェブ上で機能するアプリケーションなのですが、Joomla! の場合、その基本構成は PHPプログラムとデータベースとなります。
    ウェブサーバに Joomla! をインストールし、MySQL等のデータベースと連動させることがまず必要です。

    データベースには、ウェブサイトを構成する全データが蓄えられます。
    閲覧者がサイト上で何かをクリックするなど、アクションを起こすと、プログラムが動き、必要な素材をデータベースから取り出します。そしてページを生成・出力し、閲覧者の見ている画面にWebページとして表示します。

    従来型のHTMLサイトでは、各ページにヘッダー部を用意し、メニューを用意し、ページ内容を作成し・・・といったことをしなくてはならないため、もし新メニューを追加するならば、今までアップした全ページを書き直す必要が出てきます。

    しかし、CMS の場合は、メニューはメニューの情報としてデータベースに蓄えられていますので、WEBブラウザ上の管理コントロールパネルから新たなメニューをデータベースに加えれば、ページ生成毎にプログラムがそれを反映してくれます。つまり、メニューを追加して保存さえすれば、全ページに直ちに反映されるのです。

    以下の図をご覧ください。
    これは、閲覧者がページ内の画像をクリックしたことにより、画像がページ全体を覆い隠すように拡大表示される様子を示しています。

    CMS の基本的な仕組み

    1. 閲覧者がページ内の画像をクリックします。
    2. 閲覧者のアクションに応じてサーバー内のPHPプログラムが働き、必要な情報をデータベースに問い合わせます。
    3. データベースから受け取った情報を使って、PHPプログラムがページを生成します。
    4. ウェブ・ブラウザに生成した結果を表示します。

    上記例では、画像をクリックした際に画像を拡大表示する、Modal(モーダル)と呼ばれる機能が Joomla! にインストールされていることで実現します。
    macOS や Windows といった OS に相当するのが Joomla! で、Word や Excel または Photoshop といったソフトウエアに該当するのが Modal といった捉え方であれば理解がしやすいでしょうか。

    Joomla! では、この Modal のような機能を拡張するプログラムを称して「エクステンション」と呼んでいますが、このエクステンションは世界中のデベロッパーにより開発がされており、約8,000種類も存在しています。必要なエクステンションを上手く組み合わせ、設定することで、安価に高度な仕組みを構築できるところが CMS の強みなのです。

    最後に、今回のブログのポイントをまとめます。

    • CMS は、コンテンツ管理システム(ウェブアプリケーション)である。
    • WEBブラウザ上の管理コントロールパネルからメニュー等のデータが加えることが出来、直ちに全ページに反映される。
    • Joomla! にエクステンションをインストールすれば、機能を拡張することができる。

    それでは今回のブログはこの辺で。今日も良い1日を!

    最終修正日 2019/10/30(水) 11:53
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