CMS: Joomla! によるウェブサイト制作(ホームページ制作)

多言語サイト:Easy Profile と FaLang の連動

 2016年11月04日(金)  
Easy Profile with FaLang Easy Profile with FaLang 画像引用:www.easy-profile.com

このところの需要の高まりを受けて採用することが多くなった「Easy Profile」。

このエクステンションは、登録ユーザのプロフィールを自在に作成し、アクセス権による表示コントロールをするものであり、またメンバー一覧ページから条件抽出で特定のユーザ情報を直ぐに表示できる大変便利なツールです。

最近 4CREATOR JAPAN では、Joomla! を利用する最適例として「学会」「研究会」「科研費研究グループ」といったウェブサイト制作を掲げていますが、こうしたサイトでは特にこの「所属メンバーの一覧」「プロフィール表示」というご要望があり、この「Easy Profile」の利用は最適なものとなっています。

加えて、このところ需要の高まりを感じるのはウェブサイトのグローバル化です。

ウェブサイトの言語を日本語だけでなく、英語やその他の言語でも表示できないか、という「多言語ウェブサイト」のご要望です。

これについては、Joomla! の基本機能でも対応出来るのですが、「FaLang」という外部エクステンションを導入しますと格段に運営が楽になりますので、「FaLang」も採用頻度が高いものとなっております。かつては「JoomFish」という翻訳エクステンションがありましたが、FaLang はこれに代わるものとなっており、且つ、進化形となっています。

FaLang を導入すれば、Easy Profile の多言語化はすぐに出来るのか、と思いがちですが、実は話はそう簡単ではありません(Joomla! コアや標準で FaLang が対応しているエクステンションの翻訳は簡単な話なのですが・・)。

このブログでは、基本的にあまり小難しい技術的な話はしない方針なのですが、本題においては避けて通れませんのでお許しください。しかしなるべく簡易に説明したいと思います。

FaLang を使えば、Joomla! や外部エクステンションの言語を翻訳し、多言語ウェブサイトが実現するわけですが、この FaLang がそれを行うためには、各種言語が格納されているデータベースにアクセスする必要があります。データベースの構造は、各エクステンションによって異なりますので『どのテーブルのどこに言語情報が格納されているのか』について FaLang が知る術が必要となります。

それを司るものが、FaLang において「コンテント・エレメンツ」と呼んでいる「XMLファイル」です。このファイルには、言語の謂わば住所となる情報が記載されているわけです。

ということは、もし Easy Profile の翻訳を FaLang を通じて行いたければ、Easy Profile 用の XMLファイルを作成すればいいのでは、という事になります。

実を言いますと、これは半分は正解で半分は不正解となります。この不正解というのは、Easy Profile が他のエクステンションのように固定化されたデータベースにならない、という事実に起因しています。

簡単に書こうとはしていますが、もう難しいですよね?(笑)

Easy Profile は最初に書きました通り、プロフィールを自在に作成出来る、ツールです。

これは具体的に言いますと、例えばあるサイトでは、個々のプロフィールに名前や連絡先といった基本情報に加えて、独自の項目を追加したい、という要望が出たりしますが、Easy Profile はまさにそのためのツールなのです。その項目は、単に短い「テキスト」なのかもしれませんし、自己紹介のようなものを書く長めの「テキストエリア」が必要となるかもしれません。または誕生日といった「日付」情報かもしれませんし、住所を入力して「地図」を表示させたいのかもしれません。

いずれにしても、入力形式を指定した独自の項目が追加出来るわけです。

項目を追加すると、どうなるのか?

バックグランドでは、テーブルにその項目のための新たなカラムが自動追加されていきます。つまり、データベースの構造が変化していくのです。

このデータベースが変化する、という特徴が、Easy Profile と FaLang との連動を難しくしているのです。

ところが Easy Profile で新たな項目を自在に追加できる、といっても、通常はサイト公開時までに仕様が固まるものです。つまり、データベースの構造がある地点で固定化する、ということが起きます。

その固定化が起きた後であれば、Easy Profile 用の XMLファイルを作成して FaLang を使う、ということが出来るのです!

現在構築中のウェブサイトでも Easy Profile を利用しているのですが、昨日この事実と XMLファイルの具体的な作成方法を見出すことに成功しました!実は、Easy Profile を FaLang で多言語化するには、2つのコンテント・エレメンツが必要となります。これに気がつくまでにも時間を要しましたが、今後はしっかり対応できそうです。

但し、Easy Profile は項目も可変するならば、そもそも増減し得るユーザ情報が相手ですので、FaLang でコントロール出来る、といっても運営的には割と手間がかかるのも事実です。

しかし、ある程度固定化の目処がたつウェブサイトであれば、Easy Profile と FaLang の併用により、多言語化された独自のプロフィールページを作ること事態は容易となり得ますので、もしそういったご要望がございましたら、4CREATOR JAPAN までご相談ください。

比較的歴史の浅い Easy Profile ですが、おそらく定番のエクステンションとなっていくことでしょう。
優れもの、オススメです!

 

最終修正日 2017年08月18日(金)
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