CMS: Joomla! によるウェブサイト制作(ホームページ制作)

シンプルにすることで生まれる価値 注目

 2013年01月30日(水)  

先週、問い合わせ頂いた新しいクライアント様にお会いしました。
その方の要望をまとめた資料に書かれていて、また、以前お話したクライアント様との会話でも出てきたフレーズに、「工程数」「工程単価」というものがあります。

色々な考え方があると思うので全面否定はしませんが、少なくとも 4CREATOR JAPAN としては、上記フレーズに違和感を覚えます。

実際、見積を作成する場合には、工程というものは無視できない要素です。しかし何が違和感があるかと言えば、このフレーズの背景に『工程数が多いから多く請求出来る』という考え方が含まれている気がするのです。でもそれは違うのではないか、と思います。

この「工程数」という考え方がベースとなると、例えばシンプルなバナーを制作した場合、『工程数が少ないからこのバナーは高い!』などとクレームを付けられるかもしれない危険をはらんでいます。しかしバナーの目的その効果を考えた場合、またバナーの配置される周りの要素を考慮した場合、『シンプルにした方が目立つ』ので効果が出やすい、と言う事もあり得るワケです。

そうであるならば、そのバナーはシンプルだから安くするべきなのでしょうか?

ウェブサイトのデザインというものは、工程数でその価値が決まるものではありません。また、前述のバナーの場合、バナー単体で判断するのはナンセンスです。バナー単体で見れば素晴らしいデザインだとしても、配置予定の場所に入れた瞬間「あれ?」という事も多いにあり得る話なのです。

ショッピングモールで有名な「楽○」をご覧になったことがあれば「なんかゴチャゴチャしてる」という感想を持ったことがあるでしょう。全部のバナーが自己主張をしているので、ウルさく目に映ります。

このブログの上部にあるアップル社のロゴをご覧ください。
現在のロゴと、以前のロゴを並べてみましたが、工程数だけで判断するならば、もしかすると以前のロゴの方が請求費用が高くなる可能性があります。しかし、ロゴの価値を考えた場合、(好みの問題もありますが)やはり現在のロゴの方が存在感があり、デザイン性が高いものに映ります。またアップル社のイメージ・アップにも大いに貢献していると思います。

ウェブサイト制作の対価は、ノウハウであり、デザイン力であり・・・つまりは「企画力や発想力」なのです。この企画力や発想力が違えば、自ずと結果は変わってきます。

ウェブサイトを構成する要素を「工程数」で判断する危険性についてご理解頂けたでしょうか。
4CREATOR JAPAN では、最終的にシンプルなものでも、一見複雑に見えるものでも、工程数という理由で価格差をつけることはありません。「シンプルさと価値」は比例するものではないと考えています。

NOTE:
第三者が書いたデザイン案を元にバナーなどを制作する、という前提の場合は、「工程数」や「制作にかかる時間」で請求額を判断するのは適正だと思います。

最終修正日 2015年08月05日(水)
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