CMS とは、コンテンツ・マネージメント・システムの略称で、ホームページの構築・運営を行うウェブ・アプリケーションを指します。
その CMS の代表格のひとつが Joomla!(ジュームラ) です。

CMS というと今や WordPress が有名で世界的シェアも高いのですが、Joomla! は、(元々ブログツールとして生まれた WordPress とは比較にならないほど)多機能で自由度と拡張性があり、小規模クラスはもちろん、中規模クラスから大規模クラスのホームページにも対応できる柔軟性が魅力です。

Joomla! は WordPress よりも何が優れているのか?

このテーマが気になる方は、コラム「ChatGPT: Joomla! vs WordPress」も併せてご覧下さい。

会員サイトなら Joomla!

選択

なぜ WordPress ではなく、Joomla! なのか。
その最大の理由は、柔軟性や拡張性を支える仕組みが Joomla! のコアシステムに備わっているからに他なりません。

コアシステムにユーザ管理アクセス権限コントロール機能が備わっていることが、WordPress との決定的な違いです。

このユーザ管理は、ブロガーの登録が目的ではなく、会員サイトを運営するための「会員管理システム」として機能するものです。

会員向けWEBサービスを展開する場合、会員種別よって異なるアクセス権を与えることにより、アクセスできるページや機能を制限する必要性がありますが、このアクセス権をコントロールする仕組みがコアシステムに入っていることで様々な WEBサービスを「一元管理」下で構築できるようになります。

これは顧客情報を活用し、サービスを展開するビジネスに有効なだけでなく、サイト管理者の事務手数を減らす上でも大きな違いをもたらします。

コアシステムによる『大きな差』

Joomla! には様々なウェブ機能(エクステンション)を追加できる拡張性があります。
コアシステムにユーザ管理アクセス権限コントロール機能が備わっていることで、外部開発者によるウェブ機能は必然的にこのコアシステムに準じた設計となります。

これにより、Joomla! は
  • ホームページの成長に寄り添って機能性を追加できる
  • 常に会員情報に紐づいた WEBサービスを展開できる
  • 開発者が違うウェブ機能でも連携させやすい
という特徴を持ちます。

ユーザグループ

アカウント登録を行った会員はグループ分けされます。
このグループはユーザグループと呼ばれ、これもコアシステムに含まれています。

ユーザグループ毎に異なるアクセス権を持たせることができるため、会員種別によって異なる WEBサービスを提供できます。

加えて、会員システムを導入すれば、以下を実現できます:

  • アカウント登録時のユーザグループ割当を完全自動化
  • アカウント登録時の課金(サブスクリプション)
  • マイページの設置(会員情報やパスワード更新)

Joomla の特徴」の各記事もぜひご覧下さい。Joomla! を選択する理由をさらにご理解いただけるはずです。

海外で人気の Joomla!

ホノルル州(米国) UIDAI - インド政府:国民識別機関 スイス連邦監査局 英国家犯罪対策庁 WHO - 東地中海地域事務所 オーストリア軍

日本においては知名度が高くない Joomla! ですが、海外においては政府機関系サイトでも採用されており、信頼性に定評があります。
コアシステムに「会員管理」「アクセス権コントロール」等を備えているため、会員サイトや WEBサービスを多言語で展開しやすく、また大規模サイトの構築にも向いています。SNS のようなコミュニティーサイトの構築も得意です。

  • CMS:Joomla! の歴史は16年以上
    Joomla! の誕生は2005年。世界基準で進化を遂げてきた歴史があります。
  • 高い拡張性:WEBサービスを支える多彩なエクステンション
    世界レベルの開発競争から誕生する拡張ツールは自ずとハイレベルとなります。
  • 完全なレスポンシブ・ウェブ・デザイン
    全デバイス(スマホ、タブレット、PC)での表示が最適化されます。
  • 高いカスタマイズ性
    各サイト固有の要望に柔軟に対応できる仕組みを兼ね備えています。
  • 高度なアクセス権限制御
    会員制サイトを構築するための高度な仕組みを持っています。

では、日本でなぜ人気が出ないのでしょうか。

それは「英語の壁」と「難易度の高さ」だと推察されます。
サイト構築時には英語のドキュメントを避けては通れませんし、また海外デベロッパーとのコミュニケーションも時に必要となります。また中・大規模サイトを支える Joomla! のシステムは、様々な要望に耐えうる柔軟性がある分、十分な知識と実務経験が要求されます。
このため、数日の学習では Joomla! の全貌を把握/理解することは難しく、大半のウェブサイト制作会社は簡単に取扱えないのが実情です。

しかしご安心下さい。難しいのはサイト構築時のみで、全て私達にお任せ頂けます。サイト構築後は、Joomla! だからこその特徴を存分にご堪能いただけます!

4CREATOR JAPAN は、世界レベルの利便性・柔軟性を兼ね備えた CMS:Joomla! の専門家で、15年以上の実務経験があります。
ウェブサイトの企画立案からサイト構築後の運営サポートまで、ワンソリューションでサービスを提供しております。

多言語サイトでグローバル展開

多言語サイト

Joomla! は、コアシステムに多言語サイトを構築するための機構も備えています。

例えば、日本語ページを表示させている状態から英語に切替えようとすると、多くのホームページではトップページに遷移してしまいますが、Joomla! では、現在閲覧しているページ自体を英語版に切り替えられます(1対1)。これは、SEO的にもユーザビリティーの観点からも有利といえます。

世界展開を視野に入れているビジネスであれば、中途半端な英語版や中国語版を設けても勝負にならないばかりかマイナスに作用してしまいます。
Joomla! を利用して、効率良く翻訳版を作成できるシステムの下、真の多言語サイトを構築しましょう!

必要であれば、ぜひ私達の翻訳サービス(日英)もご利用下さい。

標準でスマートフォン対応

レスポンシブ・ウェブデザイン

Joomla! は、スマートフォンやタブレット等、モバイル端末における表示にも自動対応するレスポンシブ・ウェブデザインが標準となっています。

ホームページ公開後、ご自身で記事の追加や編集が行えることが CMS を利用するメリットのひとつですが、その際、スマホ用に記事を用意するなどの手間をかける必要は一切ありません。

記事を保存したその瞬間から全デバイスに表示が最適化されます。


Joomla! の特徴

一元管理で事務労力を最少化

管理コントロールパネルにアクセスすれば、『会費の支払状況』や『イベントの申込状況』といった情報をタイムリーに把握したり、売上集計を行うことも簡単です。

チームでウェブサイト管理

各管理者に個別のアクセス権限を付与し、その権限に応じた範囲を担当してもらうことができます。ウェブサイトを複数人で管理すれば、事務負担を軽減できます。

タイムリーな情報発信

記事の作成や編集は、権限を持つ担当者が外部に依頼することなく、ご自身で行えます。また、会員へのニュースレターを指定時間に配信することも可能です。

各種申込受付は自動化で楽々

入会申込時に、決済サービスを通じた支払手続きを行えば、次回の集金はシステムが自動的に行います。また自動通知によりタイムリーな確認が可能です。

24時間監視するセキュリティー

セキュリティー監視プログラムにより、常に不正アクセスを監視。不正が疑われる場合はブラックリストに記録し、直ちにアクセスを遮断します。

万一に備える自動バックアップ

ウェブサイトのデータはアクセス状況に応じて常に変化を続けています。万一の事態が発生しても、バックアップからサイトを復元できます。
Joomla! ベースにウェブサイトを構築する場合、必ずしも最初から全てのウェブ機能を搭載する必要はありません。小さくスタートして、徐々にウェブサイトを成長させていくことができます。但し、サイト仕様に計画を含めておいた方が良いでしょう。
ZoomSkypeFaceTime 等による「オンラインミーティング」が可能、お気軽にお問い合わせ下さい。