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1990年代、日本のポップシーンにおいては「小室ブーム」と呼ばれる時代がありました。
改めてここで説明する必要もないかと思いますが、小室哲哉氏は、これまでの音楽制作の手法をガラリと変え、ヒット曲を量産しました。

このブームが起きる以前の音楽制作といえば、作詞家、作曲家、編曲家、そして演奏するスタジオミュージシャン等々、分業体制で1曲を制作することが通常でした(もちろん例外は多々あります)。

小室氏は、すべての作業を一人でこなす制作手法でヒット曲を連発し、ブーム終焉後の音楽制作の在り方にも多大な影響を与えました(ちなみに Pro Tools というレコーディングソフトウエアの利用が制作現場で定番化したことも大きな要素といえます)。

なぜこのような話題を出しているかと言いますと・・。
実は 4CREATOR JAPAN のウェブサイト制作は、この小室氏の制作スタイルに近いものがあると最近気がついたのです。

以下は、本サイトの「WEBクリエイターが直対応」ページにも掲載しているものですが、一般的なウェブサイト制作会社は分業体制となっています。しかし私達 4CREATOR JAPAN は、分業体制は敷いておらず、小室氏のように全てを一人でこなすことが基本となっています。

一般的な制作会社の場合

一般的なウェブサイト制作会社の制作体制
 

4CREATOR JAPAN の場合

4CREATOR JAPAN のウェブサイト制作体制
 

ただし、実際は Joomla! の機能を拡張する各種エクステンションがあることが前提であり、それらを生み出した開発者が居ればこそ、成り立つものですし、時にその開発者とコミュニケーションを取りながら制作を進めることもあります。

圧倒的な制作スピード

小室氏はダンスミュージックを得意とし、その個性を最大限に活かしていました。
その個性が時代とマッチしたからこそ、ブームが巻き起こったわけです。

また分業体制でないことで、他の制作関係者との意思疎通や調整のための時間が不要となり、また自身がプロデューサーとしての役割も果たすことで、圧倒的な制作スピードをも生み出したのです。

もちろん分業体制でない場合は「独りよがり」の危険性も孕んでおり、決して良いこと尽くめではありませんが、実際、小室氏はビジネス的に成功事例を生み出しました。

この小室氏の例が適切か否かは分かりませんが、4CREATOR JAPAN の制作スタイルに可能性を感じて頂けましたら幸いです。