2023年に入って急速に注目を集めている ChatGPT。
インターネットが一般的に利用されるようになって急速に社会の有り様が変わったように、AI が新たな時代を創ろうとしています。
ChatGPT とはいったい何か?
ChatGPT について全く知らない方に向けて、ChatGPT に自身を紹介するように依頼をしたら次のような回答が返ってきました。
ChatGPT:
ChatGPTは、OpenAIによってトレーニングされた大規模な言語モデルです。このモデルは、自然言語テキストから情報を理解し、人間のような形でテキストを生成することができます。ChatGPTは、カスタマーサポート、FAQの自動回答、テキスト生成など、多くのタスクに利用することができます。特に人工知能技術の最先端に位置する transformer モデルをベースとしているため、高品質なテキスト生成が可能です。
Google 検索に代表されるこれまでのキーワード検索と ChatGPT との違いは何でしょうか。
これも ChatGPT に尋ねてみたところ、以下のような回答が返ってきました。
ChatGPT:
ChatGPTは、グーグル検索や他の検索エンジンとは異なり、言語生成タスクに特化したモデルです。グーグル検索は、膨大なテキストデータをインデックスし、入力されたキーワードに関連する情報を検索することを目的としています。一方、ChatGPTは、人工知能のモデルを使用してテキストを生成することを目的としています。これにより、より人間のようなテキストを生成することが可能で、例えばFAQの自動回答やカスタマーサポートなどの業務支援タスクなどに利用することができます。グーグル検索と異なり、ChatGPTは、入力されたテキストを解釈して、それに応じたテキストを生成することができます。
ChatGPT の利用方法
まだ ChatGPT を利用したことがない方に向けて利用方法を解説します。
ChatGPT URL:https://chat.openai.com/chat
上記にアクセスするとログインを求められます。
アカウントをまだお持ちでない方は「Sign up」ボタンをクリックしてアカウント登録を行う必要があります。
ログインをすると、以下のような画面が現れます。
今までは「キーワード検索」でしたが、この ChatGPT では人に尋ねる感じで文章で入力すれば良いのです。
ひとつ例をお示ししましょう。
以下の文章をそのまま ChatGPT に入力しました。
Q:WordPressよりもJoomlaが優れている点は何ですか?
ChatGPT:
Joomlaは、WordPressよりもより高度な機能を持っていると言われています。Joomlaは、WordPressよりも多くのオプションを持っているため、大規模なウェブサイトの構築に適しています。Joomlaは、WordPressよりも高度なメンテナンス機能を持っているため、大規模なウェブサイトの管理にも適しています。さらにJoomlaは、複数の言語対応が可能であり、WordPressよりも多言語サイトを作成するのに適しています。
Joomla! の専門家を自認する私の見解としましては、ChatGPT の回答は正しいです。ただし、物事の一面だけを捉えて説明をしている感じではあります。しかし、この点については人に聞いても同じなので十分優秀な回答ですよね。
ChatGPT の何がスゴいのか
冒頭で、インターネットの登場の時と同じく AI が新たな時代を創る趣旨のことを書きましたが、これはなぜでしょうか。
実は、これまでであれば様々な角度からキーワード検索をして情報収集を行い自分の中で整理をすることでやっと辿り着いていた技術情報等であっても、瞬時に回答をくれるところがスゴいのです。
例えば、仕事の現場で良く利用されている Excel。
多くの方は表計算ソフトとして、ごくごく基本的な範囲の利用で留まっていることでしょう。
複数の操作をまとめて呼び出すマクロが扱えれば、とか、VBA が使えればいいのになぁ、という憧れはあるものの、難しそうと尻込みしている方も ChatGPT に頼ればなんとかなってしまいます!
すでに YouTube でこれらの解説動画がいくつか出ていますので、ぜひチェックしてみて下さい。
以下はその中のひとつです。
ウェブサイトも、HTML、CSS、JavaScript、PHP 等々、様々な技術が組み合わさって制作されますが、これらも ChatGPT をうまく利用すればコードを生成してくれたりしますので、今後は中途半端な技術者は淘汰されていくに違いありません。
以前から言われていましたが、AI は様々な業種において人間の代わりとなることは間違いないと、ChatGPT を通して確信しました。
人間だからできること・・・ここにフォーカスしていくことが今後ますます求められていくことでしょう。