Joomla! 4 では PHP 7 が必須に!

 2017/10/23(月) 10:40  

Joomla! にしても WordPress にしても、PHP 言語によって構築されている CMS やそれに準ずるシステムは、基本的にウェブ上で動くウェブアプリケーションである、という根本を忘れがちです。

ウェブアプリケーションである、ということは、当サイトでも度々述べている通り、アプリケーションのバージョンアップは避けれは通れず、追随していく必要性がある、という事ですが、それ以外に見落としがちな重要な点があります。

それはサーバーの環境によってシステムの能力が十分に発揮できない事がある、という点です。

PHP言語で書かれたウェブアプリケーションは、サーバー内でその PHP ファイルを読み取り、解釈し、実行していく機能と、各種データを収めるデータベースが必要です。それらのサーバー環境を構成する一つ一つの要素もまた、プログラムされたものであり、Joomla! 同様、バージョンがあります。

今なお使われている PHP 5 は過去のバージョンだ、という事実をご存知でしょうか。
現時点で PHP 5.6 については、セキュリティーアップデートを受けられますが、それ以前のバージョンについては、もはやサポートされていません。つまり現時点で、現実的に最も古いバージョンは、5.6 であり、しかしそれも今後1年内にはサポートされなくなります

現在の最新 PHPは、2017年10月12日にリリースされた PHP 7.2.0 RC4 です。しかし、RC が付く場合は、まだ正式なバージョンでということではない事を意味しますので、事実上 9月29日にリリースされた PHP 7.1.10 が最新、ということになります。

余談ですが、PHP 6 はスキップされており、正式なバージョンとしてはリリースされていません。つまり、PHP 5.6 の次のバージョンは、2015年12月3日にリリースされた PHP 7.0 となります。早いもので、PHP 7 が登場してからまもなく2年が経過しようとしています。

Joomla! は、バージョン3.5.0から PHP 7.x への対応済みとなり、現在ご覧いただいている当サイトも2016年末に PHP 7 への移行を済ませました。PHP 7に移行する恩恵の一つは、プログラム処理が高速になる、ということです。結果として、Webページの読み込みスピードが格段に速くなりますので、閲覧者のストレスが軽減します。

今回、なぜこのようなPHPの話をしているかと言いますと、Joomla! は現在バージョン4への進化に向かって進んでいるのですが、Joomla! 4.0 が登場した時点で、PHP 7 が必須となることが発表されているからです。

これが意味するところは、もし、あなたが Joomla! を現在利用していて、サーバーの仕様が PHP 5.6 またはそれ以前であるならば、Joomla! 4.0 からは利用できなくなる、という事です。

Joomla 4.0 は、2018年のリリースとなっています。
3.x系の最終版となる Joomla 3.9 がリリースされた後、3.9のサポートは2年間行われることがアナウンスされていますので、最長2020年までは 3.9 を利用することができることになりますが、しかし現実的には、Joomla! は、単独で利用することは希で、外部の開発者によるエクステンションを追加して利用することがほとんどかと思われますので、出来るだけ早く PHP 7への対応を済ませることが望まれます。すべての開発者が 2020年まで 3.9 をサポートすることは期待しない方が良いでしょう。

現在 Joomla! を稼働させているサーバーの仕様を確認してみてください。
Joomla! を特殊な設定で使っていない限り、管理コントロールパネルの「システム」メニュー配下にあります「システム情報」にアクセスしますと、PHP のバージョンを確認することが出来ます。

もし利用中のサーバー自体が PHP 7 に未だ対応していないようであれば、サーバー移転を検討した方が良いでしょう。
なぜならば、PHP 7が登場してまもなく2年が経過しようという現時点においてそれに対応していない、というのは、何らかの問題を抱えている可能性があるからです(単にやる気が足りない、ということも含めて!)。

何れにしても、古い仕様にしがみついていても何も良い結果は待っていません。現状維持は、やがてセキュリティーリスクを抱えることになります。それはつまりウェブサイトの信用を落とすことにつながり、そのウェブサイトを保有する会社の信用を落とすことにつながります。
ウェブアプリケーションという特質上、遅かれ早かれ PHP 7 への対応は避けては通れませんので、顧客情報流出、なんてニュースを自ら発信することがないよう、このブログを読んだのを機に、ぜひ検討をしてみてください。

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最終修正日 2017/10/23(月) 11:03
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