マーケティング的思考でつくるウェブサイト

 2011/11/16(水) 00:00  

このところ以前にも増して強く感じている事があります。
それは、企業系ウェブサイトを構築するという事はマーケティングの思考が必要だという事です。

とはいえ、私自身、マーケティングを語れるほど深く勉強をしたワケではありません(数冊本を読んだくらいです)が、ウェブサイトを構築するための検討事項を並べてみると、中身はマーケティング的要素と類似してきます。

ウェブサイトを新規に構築する場合であっても、リニューアルする場合であっても、クライアント様に伺う共通ポイントがいくつかあります。

  1. ウェブサイトの目的(ゴール)・・・ウェブサイトで何を実現したいのか?
  2. ウェブサイトの顧客(ターゲット)・・・一番訪問して欲しい顧客層とは?
  3. ウェブサイトの戦略・・・競合他社、自社の独自性、何を打ち出すか、等々

大項目としては以上なのですが、クライアント様とのミーティングにおいては、さらに細分化して様々な角度から検討を進めていきます。

特に、第一項目の「ゴール」設定は重要です。
それが定まっていないクライアントの方は、「ウェブサイトがあれば何かが変わる」と幻想を抱いている可能性があります。また、ゴールが定まっていなければ、そこに辿り着くためのプロセスの検討が出来ないはずですが、往々にしてある悪い事例としては、中身の検討を始める前に「見た目上の」デザインばかりを気にしはじめる、という事です。

デザインには見た目と機能面(ユーザビリティ)の両面の要素がありますが、本来デザインを考えるのはクライアント様の仕事ではありません。クライアント様の、ウェブサイトを通じて実現したい目的(ゴール)が明確で、且つ、一番訪問してほしい顧客層がみえていれば、それに相応しいデザインというものはいくつか導き出されますし、その導き出すセンスが、私達ウェブサイトを創る人間の価値、仕事なのではないかと思います。

断言しますが、ウェブサイトをつくる事は手段であって目的ではありません
どこかで見かけたカッコいいウェブサイトを表面的にマネても結果には繋がりません。また、閲覧者が求める情報がそこにあり、閲覧者がキャッチしやすいカタチで情報整理がされていてこそ、はじめてウェブサイトが機能する、という基本を忘れてはなりません。

マーケティングを意識したウェブサイト

ですから、私がいつも強調する事は「閲覧者の視点」なのです。
企業のウェブサイトでよくある間違いは、自分本位の視点で情報を発信するスタイルをとってしまう事です。

確かに、発信したい内容があるからウェブサイトをつくるには違いないのですが、受け手である「閲覧者」の存在を意識しないと、結局情報の価値は伝わらないので、例えば「購買行動」といった結果には繋がらないのです。

また、もうひとつ押さえておきたいポイントは「」です。
ウェブサイトという媒体を通して「信用を得る」のは、実はかなり大変です。もともと世間に認知されている大企業でもない限り、情報発信者側の意図通りにアクションは起こしてもらえません。閲覧者側の気持ちにたてば、「このサイトは信用できるのか?」という感情は理解できるはずです。

ウェブサイトという媒体だからこそ、実店舗以上に情報発信者側の「熱い想い」や「人柄」などを伝えることに注力しなければ、本来顧客になり得た方も簡単に逃してしまうことでしょう。

つい通いたくなるお店はどんなお店ですか?同じ商品を買うなら、気持ち良いコミュニケーションがとれるお店を選ぶということを普段無意識にしていませんか?

ウェブサイトのファンになってもらう、リピーターになってもらう事は、実店舗と同じか、それ以上の努力が求められます。ウェブサイトを公開してからも魅力的なサイトを維持するために、更新についても事前に戦略を立てておく事はやはり重要なポイントと言えます。

4CREATOR JAPAN にウェブサイト制作のご相談をいただいた場合、最初のお打合せでは、以上の内容を中心とした検討項目を設定させていただいております。私はいわゆるコンサルタントではありませんが、質問を投げかけることによって、クライアント様がご自身のビジネスについて再考する機会を得る・・・どうやらそんな役割を果たしているようです。

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