時代遅れのウェブサイト

 2018/01/08(月) 17:11  
時代遅れのウェブサイト Original Photo by Joshua Sortino

早いもので iPhone が世に登場してから早10年が経過しました。そして世の中はすっかりスマホがあることが当たり前となり、様々なサービスが登場しています。

今後も、連日テレビで耳にする「AI(人口知能)」はもちろん、「AR(拡張現実)」だの「VR(バーチャルリアリティー)」だの、様々な技術がいつの間にか当たり前となり、そしてまた新しいモノが登場するのでしょう。

そんな最中、ウェブサイトという枠で眺めてみても、実は色々な変化が起こっています。貴社のウェブサイトが「時代遅れ」とならないよう対応を怠らないようにしたいものですね。

 

HTML5 になっていますか?

ウェブサイトは HTML という言語で書かれていることは、ウェブサイトをお持ちの方であればご存知でしょう。しかし、その HTML も進化を遂げている事を知らない、又は、未だ対応できていないウェブサイトは案外多くあります。HTML5 はマルチメディアをサポートするようになった事をはじめ、HTML自体の記述方法も一部改定されています。

ここでは、HTML5 とそれ以前の違いを詳しく述べることは専門書に譲りますが、HTML5 で記述されているか否かの簡単な見分け方をご紹介しておきましょう。

Webブラウザで、ウェブサイトを表示させた状態で、任意のページ上を右クリックをします(Mac は、control キーを押しながらクリックします)と、「ソースを表示」といったメニューが出ます(使用ブラウザによってメニュー名が違います)。それを選択しますと、HTML で書かれたソースが表示されます。

冒頭に、以下のようなシンプルな記述があれば HTML5 です。

<!DOCTYPE html>

この箇所は、DOCTYPE宣言(文書型宣言)と呼ばれ、どのバージョンのHTMLやXHTMLで作成されているかを宣言する箇所となります。この宣言によって、サーバーにこのソースをどのように処理してウェブサイトとして表示すれば良いかを指示しているわけです。

例えば、かつての HTML 4.01 (Transitional) では、以下のような長い表記をする必要がありました。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">

少し乱暴な判断方法ですが、このような長い DOCTYPE宣言が書かれているならば「古い」と言えます。

 

いまだに Flash を使っていませんか?

かつて Flash といえば、動的にコンテンツを表示させるキラキラした存在でしたので、多くのウェブサイトでこれを利用していました。しかし、スマホ全盛時代となった今、この Flash が組み込まれたウェブサイトを表示させようとすれば、バッテリーをガンガン消費してしまう悪者となってしまいました(笑)。

決定的だったのは、故スティーブ・ジョブズ氏が「iPhone では Flash は動作させないよ」とばかり Flash のサポートをしなかったことでしょう。果たして、かつて Flash が担っていたキラキラ部分は、HTML5 と JavaScript で代替えすることが主流となりました。

スマホだけでなく、ノートブックもバッテリー問題は絶えず付きまといます。その為でしょう、今やデスクトップ用に提供されているウェブブラウザさえも、Flash に対して冷たくなりました(笑)。

Flash が使われているウェブサイトを、FireFox で表示させると、このようなメッセージが表示されてしまいます(閲覧者への印象は良くないですね)。

Flash メッセージ

貴社のウェブサイトに Flash が使われているならば、リニューアルを急ぐべきです。

 

レスポンシブ・ウェブデザインになっているか?

スマホが登場したばかりの頃は、画面サイズが極端に小さい存在にウェブサイトはどうすべきか、という悩ましい時期がありました。一応 iPhone なんかは画面上でピンチと呼ばれる指を広げるようなアクションで、画面を拡大させることは当初から出来ていましたが、「煩わしさこの上無し」といった感は否定出来ませんでした。

そこで、スマートフォン用のウェブサイトを作る、という流れが出てきたわけなのですが、これは管理上の煩わしさがありました。デスクトップ用とスマホ用と2つのウェブサイトを管理するような状態だったので、更新する際にはいつもダブルでコストが発生する、という事態になったのです。

しかし、これを解決する流れが登場しました。それが「レスポンシブ・ウェブデザイン」です。

レスポンシブ・ウェブデザイン

現代のウェブサイトは、CSS と呼ばれるファイルに記述を行うことでデザインの大半をコントロールしていますが、この CSS に画面サイズによってデザインを変えろ、という指示を与えることで、スマホ専用サイトを作る必要性が無くなったのです。

レスポンシブ・ウェブデザインがなされているウェブサイトか否かは、デスクトップ上で表示しているWebブラウザの画面サイズをドラッグして縮めれば、すぐに分かります(当サイトももちろんレスポンシブです)。

 

常時SSL に移行しているか(または検討しているか)?

かつては SSL の導入は、少し敷居の高いものでしたし、維持費用が気になるものでした。また SSL を通すと暗号化を行う分、遅くなるという恐れから、問い合わせフォームなど個人情報を送信する可能性のあるページだけに適用する、というのが謂わばセオリーでした。

しかし、SNIServer Name Indication)の普及により、IPアドレス毎に SSL証明書を発行する必要はなくなりました。これを利用する前提であれば、もはや SSL の導入をためらう理由はないと言っても良いでしょう。

検索サイトからのウェブサイトへの流入を意識するならば、Google 様の意向には逆らえないわけですが(苦笑)、常時SSLか否かによって SEO に影響が出る(検索サイトの表示順位に影響が出る)という Google の発表はやはり無視出来ません。

 

HTTP/2 への対応を検討しているか?

前述の「常時SSL」を考えるとき、切り離せないのが「HTTP/2」です。
Webブラウザとサーバーとの間で、どのようにデータを処理するかを定めるのが HTTP (Hyper Text Transfer Protocol)です。HTTP/2 によってこの処理方法が改善されたので、劇的なスピードアップが期待できます。かつては SSL を通すと遅くなるというセオリーは過去のもの、HTTP/2 では表示速度がむしろ速くなるのです!

HTTP/2 は比較的新しいモノではありますが、サイト表示の高速化という恩恵がある以上、対応するサーバーに移行するべきだと思います(当サイトはもちろん対応済み)。

 


ざっと5つのポイントをご紹介しました。
少々の時代遅れなら誰にも悟られずに済むかもしれませんが(笑)、完全なる時代遅れはビジネス的に危険だと思います。古い仕様のまま放置していると企業イメージに影響が出ることもあります。時代遅れのウェブサイトは「この会社は今存在していないかもしれない」と思わせてしまう位の悪影響となる場合だってあるのです。

2018年は、是非 4CREATOR JAPAN で安心を手に入れてください。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

最終修正日 2018/01/08(月) 18:15
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